わたしにとって不思議にたえないことが三つある、 いや、四つあって、わたしには悟ることができない。
『無知をもって神の計りごとをおおう この者はだれか』。 それゆえ、わたしはみずから悟らない事を言い、 みずから知らない、測り難い事を述べました。
このような知識はあまりに不思議で、 わたしには思いも及びません。 これは高くて達することはできません。
自分の父をあざけり、 母に従うのを卑しいこととする目は、 谷のからすがこれをつつき出し、 はげたかがこれを食べる。
すなわち空を飛ぶはげたかの道、 岩の上を這うへびの道、 海をはしる舟の道、 男の女にあう道がそれである。